SPIのテストセンターとは?出題範囲やメリット・デメリットもご紹介!
皆様こんにちは、「業界最安値のWEBテスト・SPI代行サービス」の運営事務局です。
就職活動や転職活動の選考で使われることの多いWEBテストの1つとしてSPIがありますが、SPIにはテストセンターという受験方式が存在します。
※WEBテストとSPIは同じ意味ではありませんのでご注意ください。詳しくはWEBテストとSPIの違いについて解説した記事をご覧ください。
そこで今回は、SPIのテストセンターとは何なのか?について解説した後、テストセンターの試験時間と出題範囲、メリットとデメリットについて詳しく解説をしていきます。
就職活動中の学生や転職活動中の社会人の皆様はぜひ参考にしてください。
SPIのテストセンターとは?
まずSPIには、以下4つの受験方式が存在しています。
- WEBテスティング
- テストセンター
- インハウスCBT
- ペーパーテスティング
最も主流なのはWEBテスティングです。これは受験者が自分のPCから受験期間内であればいつでも・どこでもSPIを受験することができる受験方式です。
受験者にとっては最も負担のかからない受験方法となります。
しかしWEBテスティングの場合、受験者本人以外の人がSPIを代行受験できてしまうため、それを課題に感じている企業が多いのも事実です。
そこで受験者本人以外の人による代行を防止するため、テストセンターという受験方式が存在しています。
SPIのテストセンターとは、受験者が企業から指定された受験会場に行き、その受験会場で用意されているPCからSPIを受験する方式のことです。
受験前には顔写真付き身分証明証による本人確認が行われ、受験中は試験監督が不正行為がないかをチェックするために巡回をしているため、替え玉・代行が一切不可となっています。
テストセンターの受験会場は以下のような雰囲気になっています。
ちなみに、インハウスCBTはテストセンターのように企業が指定した受験会場でSPIを受験するのではなく、企業の会議室などでSPIを受験する方式のことです。受験するPCは企業が用意したPCとなります。
ペーパーテスティングは企業が用意した受験会場でマークシート形式のSPIを受験する方式です。
※ペーパーテスティングの試験時間や出題範囲、難易度について解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
SPI テストセンターの試験時間や出題範囲は?
SPIとは何かについて詳しく解説した記事をご覧いただくとわかりますが、SPIでは能力検査と性格検査の2つが用意されています。
能力検査は言語(=国語)と非言語(=数学)の基礎学力を測定する検査で、性格検査は受験者の性格を分析するための検査となります。
テストセンターでは、言語・非言語合わせて35分の能力検査が実施されます(性格検査はテストセンター受験日当日までに、自宅などで受験しておく必要があります)
中には言語・非言語だけでなく英語や構造的把握力という科目を課してくる企業もありますが、非常にレアなケースなのであまり気にしなくて良いでしょう。
※英語・構造的把握力の試験時間は両方とも20分です。
したがって、テストセンターでは試験時間=35分と認識しておけば問題ありません。
テストセンターの出題範囲ですが、言語・非言語ともに中学・高校レベルの基礎的な問題が幅広く出題されます。
基礎的な問題とはいえ、中学・高校を卒業してから何年も経過していると、さすがに当時の知識は忘れている人が大半だと思いますので、しっかりと対策はしておくべきです。
詳しい出題範囲に関しては、SPI能力検査の言語で出題される問題について解説した記事や非言語で出題される問題について解説した記事をご用意していますので、ぜひそちらをご覧ください。
テストセンター(SPI)の具体的な対策方法が知りたい人は、SPIの対策方法について解説した記事もぜひ合わせてご覧いただければと思います。
SPI テストセンターのメリット・デメリット
最後に、テストセンターのメリットとデメリットについて解説をしていきます。
まず、テストセンターのメリットですが以下の3つがあげられます。
メリット①:試験結果の使い回しが可能
テストセンターで受験したSPIの結果は、他の企業の選考でも使い回すことが可能です。
これはテストセンターの最大のメリットと言えるでしょう。
WEBテスティングの場合、企業ごとにSPIを受験する必要があります。
例えば、3つの企業を受験して、どれもWEBテスティングのSPIの受験が必要な場合、SPIを3回受験しなければなりません。
しかし、テストセンターだと試験結果を使い回すことができるので、1回の受験で済むため非常に便利です。
しかし、テストセンターの結果があまり好ましいものではなかったと思った場合は試験結果を使い回しせず再度受験することも可能です。
ご自身の感覚的な出来具合を元に、使い回すかもう一度受け直すかを判断しましょう。
※テストセンターの試験結果の使い回しについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。
メリット②:公平な受験が可能
2つ目のメリットとしては、公平な受験が可能になる点でしょう。
WEBテスティングの場合、数多くいる受験者の中には代行・替え玉をしている人がいないとは言い切れません。
つまり、WEBテスティングでは100%公平な受験体制を構築するのはなかなか難しいでしょう。
代行・替え玉をせず自力でSPIを解いた人が落ちて、代行・替え玉をしてもらった人が受かる可能性もなくはないです。正直者が馬鹿を見る可能性も出てくるでしょう。
それに対してテストセンターでは代行・替え玉が一切できないため、公平な受験体制の構築が可能になります。
これだと自力でSPIを解いた結果、もし落ちてしまっても誰も文句はないですし、納得感もあるのではないでしょうか。
メリット③:ネットから簡単に日程予約が可能
テストセンターは受験日時を事前にネットから簡単に予約することができます。
企業からこの日時に受験してくださいといったような拘束はないので、受験期間内であれば自分の好きな時間に受験できるのはメリットと言えるでしょう。
万が一、受験前日に急な予定が入ってしまっても日程の変更がネットから簡単に可能です。
デメリット①:会場まで足を運ぶ必要がある
ここからはテストセンターのデメリットについて解説をしていきます。
まず1つ目のデメリットは、会場まで足を運ぶ必要がある点でしょう。
WEBテスティングの場合だと自宅からでも受験が可能なので、移動時間・交通費ともにゼロですが、テストセンターの場合は移動時間も交通費も発生してしまいます。
なるべくご自身の自宅から近い会場で受験するようにしましょう。
デメリット②:予約を取れない可能性がある
就活シーズンや転職シーズンだと、テストセンターの混雑が予想されます。
その結果、自分が受験したい会場が予約で埋まってしまっていることもあります。
その場合、少し遠い受験会場で受験しなければなりません。これはテストセンターのデメリットの1つと言えるでしょう。
本記事を執筆している2021年は新型コロナウイルスの影響で、ソーシャルディスタンスを保つために受験会場の席数が少なくなっているので注意が必要です。
予約が取れないという事態を防ぐためにも、なるべく早い段階で予約を入れておくことをおすすめします。
デメリット③:受験会場の雰囲気に緊張してしまう可能性がある
最後にご紹介するデメリットとしては、受験会場の雰囲気に緊張してしまい、本来の力が発揮できない可能性があることです。
就職や転職はある意味人生がかかっているという人も中にはいるでしょうから、緊張してしまうのは仕方がないことでしょう。
WEBテスティングのように自宅でSPIが受験できるなら、いつもの慣れた雰囲気で肩の力を抜いて受験できるかもしれませんが、テストセンターという初めての会場で見知らぬ人たちと同じ空間でSPIを受験すると一気に緊張してしまう可能性もあります。
なので、SPIの対策は事前にしっかりとしておきましょう。
今はSPI対策のためのスマホアプリもいくつか登場しており、非常に便利な時代です。
SPIの勉強に使えるおすすめアプリを4つご紹介した記事もありますので、ぜひ参考にしてください。
今回はSPIのテストセンターとは何かについて解説した後、テストセンターの試験時間・出題範囲とメリット・デメリットについてもご紹介してきました。
繰り返しにはなりますが、テストセンターでは代行・替え玉ば一切できません。自力でSPIの問題を解く以外に方法がないので、しっかりと事前の対策をしておくことをおすすめします!
投稿者プロフィール

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今までに200件以上のWEBテスト(SPI・玉手箱)代行実績があります。
また、WEBテスト・SPI代行サービスに関するブログを100本以上執筆している実績もあり、日本で一番WEBテスト・SPI代行サービスに詳しいと自負しています。
WEBテストにお困りの就活生や転職活動中の社会人の皆様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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