SPIの構造把握とは?例題でコツや対策方法を学ぼう!

SPIの受験科目を調べていると、SPIには構造把握という科目があるという情報を手に入れた就活生や転職活動中の社会人もいるのではないでしょうか?

確かに、SPIには構造把握という科目は存在しています。しかし、構造把握は出題されるケースが限られているので、SPIを受験する全ての人が構造把握を受験するわけではありません。

そこで今回は、SPIの構造把握はどんなケースで出題されるのか?どんな問題なのか?解き方のコツなど、皆さんが知りたい情報を徹底解説していきます。

SPIを受験予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

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SPIの構造把握とは?出題されるケース

SPIの構造把握は正式には「構造的把握力検査」と呼ばれています。

※本記事では便宜上、「構造把握」と表記することにします。

構造把握は2013年から導入された科目で、4つまたは5つの選択肢(文章)を読んで、その文章の構造が似ているものを選択するという問題です。

試験時間は20分で、言語と非言語の問題の2パターンが用意されています。

そして、構造把握はテストセンターでしか出題されません。

※テストセンター=企業が指定した試験会場でSPIを受験する受験方式のこと。詳しくはテストセンターとは何かについて解説した記事をご覧ください。

自分のPC・自宅からSPIを受験するWEBテスティング、企業が指定した試験会場で筆記試験型のSPIを受験するペーパーテスティング、企業の会議室でSPIを受験するインハウスCBTでは構造把握は出題されませんのでご注意ください。

構造把握は企業がオプションで選択する科目です。なので、SPIの全受験者が受験する科目ではありません。

むしろ構造把握の受験を課してくる企業はかなり少ないです(後ほど詳しく解説します)

SPIの構造把握 〜例題〜

ここからは、SPIの構造把握の例題をご紹介していきます。

先ほども解説した通り、SPIの構造把握では言語と非言語の問題の2パターンがあります。それぞれ詳しく解説していきます。

言語

構造把握の言語問題では、5つの文章が提示されます。

そして、その5つの中で文章の構造や内容によって2つのグループと3つのグループに分けたとき、2つのグループに分けられるものはどの文章とどの文章か?を選択するという問題です。

【例題】

以下の1~5は2つのことがらの関係についての文章である。その関係性の違いによって、グループA(2つ)とグループB(3つ)に分け、Aに分類されるものはどれとどれか答えなさい。

  1. 暑くなってきたので、そろそろ熱中症になる人が増える頃だ。
  2. 昨日は大雨だったので、地面がかなり濡れている。
  3. インターネットの普及率が急激に成長したため、市場は飽和し始めた。
  4. 厳しい練習をたくさん積んできたのだから、明日の試合は勝てるはずだ。
  5. 数年前から外国人がたくさん入国してきたので、インバウンド向け商品がとても売れている。

【解答&解説】

文章の前半はどれも原因や根拠を表していることがわかります。そして、文章の後半に注目すると、2・3・5は事実を表していることがわかります。

一方で、1と4は事実ではなくあくまでも推測であることがわかります。

よって、答えは1と4になります。

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非言語

構造把握の非言語問題では、4つの数学に関する問題が提示されます。

そして、その4つの中から問題の構造が似ている組み合わせを見つけるという問題です。

【例題】

以下1~4の中から、問題の構造が似ている組み合わせはどれとどれか答えなさい。

  1. 社員に仕事で使うペンを1人に5本ずつ分けると2本余り、6本ずつ分けると4本足りない。この時、社員は何人いるか?
  2. 32枚入りの折り紙を3枚ずつ分けると、何人で分けられるか?
  3. 42個のチョコレートを5個ずつ袋に入れると、5個入りの袋は何袋できるか?
  4. 52枚のトランプカードを5人に同じ枚数ずつ、配れるだけ配った。このとき、1人あたり何枚になるか?

【解答&解説】

まず1ですが、社員の数をa人とすると、5a+2=6a-4という方程式を立てることができますね。

よって、a=6[人]となります。

2は32÷3=10余り2なので、10人で分けられるとわかります。

3は42÷5=8余り2なので、8袋できることがわかります。

4は52÷5=10余り2なので、1人あたり10枚になることがわかります。

3の答えは8袋ですが、要は42個のチョコレートを5個ずつ分けたら8人に分けることができるよということなので、問題の構造としては2と同じであることがわかります。

よって答えは2と3になります。

SPIの構造把握を解くコツ

ここからはSPIの構造把握を解くコツについて、言語と非言語に分けて解説をしていきます。

まず言語からですが、例題を見てわかる通り、用意された文章は前半と後半に分けられるパターンが多いです。

なので、構造把握の言語ではまず文章の前半・後半という区分を意識して問題を解くようにしましょう。

その上で、パターン分けの基準をある程度頭に入れておくことが重要です。

代表的な分け方としては以下がありますので、ぜひ参考にしてください。

  • 繋がり方の違い(順接・逆説など)
  • 良い or 悪い
  • 要望 or 不満
  • 事実 or 推測(上記の例題はこのパターン)
  • カウント可能 or カウント不可

続いて非言語ですが、コツとしてはそれぞれの問題を解く流れを理解することです。

例えば

  • この問題は〇〇を変数xとおくことによって方程式を立てて、答えを出せるな
  • この問題は方程式などは立てなくてもシンプルに割り算だけ使えば答えを出せるな

などです。そして、解き方の流れに共通点を見つけられたら、もう答えは出ていることになります。

SPIの構造把握の対策方法

上記でも解説した通り、SPIの構造把握は企業がオプションで選択する科目となっています。

現状、構造把握の受験を課してくる企業はかなり少なく、構造把握を受験する機会がある就活生や転職活動中の社会人の方が珍しいと言えるでしょう。

※ちなみに、構造把握と並んで英語も企業がオプションで選択する科目です。詳しくはSPIで英語が出題されるケースについて解説した記事をご覧ください。

なので、SPIの構造把握はそもそも対策の優先順位がかなり低いと認識していただいて問題ありません。

その上で、どうしても構造把握の対策をやっておきたいと考えている人は、構造把握の問題が含まれているSPI問題集を購入して対策をすると良いでしょう。

そんな人におすすめのSPI対策本は「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」です。

繰り返しにはなりますが、SPIでは構造把握が出題されるケースがかなり稀なので、SPI対策本の中には構造把握のパートを設けていない本も多数あります。

しかし「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」では構造把握のパートもしっかりと設けられています。

言語・非言語の両方が掲載されており、詳しい解説も付いています。気になる人はぜひ書店に足を運んで中身をチェックしてみてはいかがでしょうか。

SPIで構造把握を課してくる企業

最後に、SPIで構造把握を課してくる企業について解説をします。

構造把握は論理的思考能力が問われる科目なので、コンサルや金融・商社・広告業界などロジカルな思考が求められる企業で出題される傾向にあります。

※しかし、筆者の感覚ではありますが、ロジカルな思考を求めてくる企業はSPIよりも玉手箱を採用しているケースが多い気がしています。SPIと玉手箱の違いについて解説した記事もご用意しているので、ぜひ参考にしてください。

SPIで構造把握を課してくる企業としては以下があります(一例)

  • 伊藤忠商事
  • 丸紅
  • 三菱商事
  • 三菱重工業
  • 豊田通運
  • 電通
  • 博報堂
  • 富士フイルム
  • アビームコンサルティング
  • 第一三共
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いかがでしたでしょうか?

今回はSPIの構造把握はどんなケースで出題されるのか?どんな問題なのか?解き方のコツなどをご紹介してきました。

構造把握の対策・勉強の優先順位は低いですが、自分が受験するSPIがテストセンターだった場合は構造把握が出題される可能性はゼロではありません。

事前にSPIの科目を確認する方法について解説した記事もご用意していますのでぜひ参考にしていただき、その結果、構造把握が含まれていれば対策・勉強を開始するという選択を取るのがベストであると筆者は思います。

投稿者プロフィール

業界最安値のWEBテスト・SPI代行サービス運営事務局
業界最安値のWEBテスト・SPI代行サービス運営事務局
今までに200件以上のWEBテスト(SPI・玉手箱)代行実績があります。

また、WEBテスト・SPI代行サービスに関するブログを100本以上執筆している実績もあり、日本で一番WEBテスト・SPI代行サービスに詳しいと自負しています。

WEBテストにお困りの就活生や転職活動中の社会人の皆様は、ぜひお気軽にご相談ください。