SPIの過去問を入手する方法3選!法律上の注意点も解説
SPIを受験予定の就活生や転職活動中の社会人の中には「SPIの過去問を入手できないだろうか?」と思った人もいるのではないでしょうか?
SPIの過去問があると、実際のSPIの問題レベルを把握することができるので、有意義な対策・勉強ができそうですね。
そこで今回はSPIの過去問を入手する方法を3つご紹介していきます。法律上(著作権)の注意点についても解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
SPIの過去問はWEBテスティングのみ入手可能
SPIにはWEBテスティング、テストセンター、インハウスCBT、ペーパーテスティングという4つの受験方式が存在しています。
WEBテスティングは受験者が持っているPCから受験者の好きな場所・時間でSPIを受験することが可能ですが、WEBテスティング以外の3つは企業が指定した試験会場でSPIを受験します。
※それぞれの詳しい違いについてはテストセンターとは何かについて解説した記事をご覧ください。
過去問を入手できる(=過去問が流出している)ということは、SPIを受験した人がSPIで出題された問題のスクショなどを撮影し、それを自分のPCやスマホなどに保存しているということになります。
したがって、現在入手できるSPIの過去問は基本的にはWEBテスティングの過去問となります。
※WEBテスティングとインハウスCBTは出題範囲が同じですが、テストセンター・ペーパーテスティングはWEBテスティングとは試験範囲が若干異なりますのでご注意ください。
ペーパーテスティングの出題範囲について解説した記事もぜひご覧ください。
SPIの過去問を入手する方法3選
ここからは、SPIの過去問を入手する方法を3つご紹介していきます。
法律上の注意点も合わせて解説しているので、SPIを受験予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。
1:友達と「SPIを受験するときは画面録画をする」という約束する
これは就活生におすすめの方法ですが、就活の時期になると周りにいる友達や知り合いも同じく就活をしているというケースが多いかと思います。
そこで、友達や知り合いと「SPIを受験するときは必ず画面録画をして、お互いの過去問を送り合おう」という約束をするのです。
お互いにとってメリットがある約束事なので、了承してくれる友達が多いかと思います(就活界隈では実際にそのような約束を友達同士で行なっている人も多いです)
しかし、SPIでは受験前の注意事項として問題の撮影・録画をすることは禁止としています(もし問題を撮影・録画したとしても、そのこと自体が企業にバレることはありません)
これは問題の流出を防ぐためです。なので、もし友達とSPIの過去問を送り合う場合は必ずその2人の間のみでの送り合いとしましょう。
不特定多数の人に過去問を配布したり、過去問をネットにアップロードすることは絶対にやめましょう。
2:志望度が低いかつ選考フローにSPIがある企業を受ける
本命の企業、第一志望の企業を受ける前に、志望度が低いかつ選考フローにSPIがある企業を練習として受ける人も中にはいます。
練習として受験した企業のSPIの問題はしっかりとスクショや録画をしておくと今後の勉強・対策にも使えます。
最初からいきなり第一志望の企業を受験して、SPIがボロボロで落ちてしまうのは怖いという人におすすめの方法です。
※SPIが全然できなくても受かる可能性はあります。詳しくはSPIが全然できなかった・ボロボロでも受かったエピソードはあるのか?について調査した記事をご覧ください。
中には、ES(エントリーシート)や履歴書、職務経歴書などの書類を提出しなくてもSPIを受験できる企業もあります(SPI通過後に書類提出を求めてくる企業)
GoogleやSNSなどで「SPI 企業」などで検索すると様々な情報が出てくるので、ぜひ検索してそのような企業を探してみてください。
3:SPIの過去問をアップロードしているサイトを探す
例えばnoteで「SPI 過去問」と検索してみると、以下のように数多くの過去問が有料で販売されていることがわかります。
相場は1,000円前後といった感じでしょうか。

note以外にもSPIの過去問をアップロードしているサイトはいくつもあります。
しかし、SPIの過去問を無断でネットにアップロードする行為は著作権の観点からして完全に違法となります。
※YouTubeに映画やアニメをアップロードするのが違法なのと同じです。
では、違法アップロードされたSPIの過去問を閲覧することも違法になってしまうのでしょうか?
結論から申し上げますと、閲覧するだけで違法にはなる可能性はかなり低いです。しかし、違法アップロードされたSPIの過去問をダウンロードしたり、自分のPCやスマホなどに保存すると違法(著作権法違反)となります。
※したがって、noteで有料販売されているSPIの過去問を購入することはダウンロードとみなされ、違法になる可能性が高いのでご注意ください。
実際に、ベリーベスト法律事務所が違法アップロードされたコンテンツを閲覧しただけで違法・犯罪になってしまうのか?について解説した記事には以下の記載があります。
政府広報や関係団体の広報においても、ストリーミングなどによる視聴は罪にならないとされているため、逮捕される危険は低いでしょう。ただし、この見解はあくまでも政府・関係団体によるものであり、裁判所の判断ではありません。裁判所がどのような判断を下すのかは明確ではないので、違法アップロードであることが明らかなコンテンツの視聴は控えたほうが賢明です。
出典:ベリーベスト法律事務所
SPIの過去問をアップロードしているサイトを閲覧する際には、絶対に過去問のダウンロードはしないようにしましょう。
今回はSPIの過去問を入手する方法を3つご紹介していきました。
必ず法律違反にならない範囲でSPIの過去問を入手し、勉強・対策に役立てるようにしてください。
また、SPIの対策方法についてまとめた記事もご用意していますので、ぜひそちらも合わせて参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
投稿者プロフィール

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今までに200件以上のWEBテスト(SPI・玉手箱)代行実績があります。
また、WEBテスト・SPI代行サービスに関するブログを100本以上執筆している実績もあり、日本で一番WEBテスト・SPI代行サービスに詳しいと自負しています。
WEBテストにお困りの就活生や転職活動中の社会人の皆様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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