SPIで濃度算は出題されていない!2022年最新情報と練習問題
皆様こんにちは、「業界最安値のWEBテスト・SPI代行サービス」運営事務局です。
SPIを受験予定の就活生や転職活動をしている社会人の中には、非言語(計数)に苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか?
SPIの非言語(計数)では非常に広範囲から問題が出題されるので、対策にも時間がかかってしまいます。
※SPIの非言語(計数)の出題範囲について解説した記事もご用意していますので、ぜひ参考にしてください。
そして、ネットやSPI対策本を見てみると「SPIでは濃度算が出題される」といったような記載がある場合があります。
そこで今回は、SPIの濃度算について練習問題を使いながら詳しく解説していきます。
SPIの対策をしている就活生・社会人はぜひ参考にしてください。
SPIの非言語(計数)で濃度算は出題される?
まずは、そもそもSPIの非言語(計数)で濃度算は出題されるのか?について2022年の最新情報をお伝えします。
筆者は2021年から本記事を執筆している2022年3月26日にかけてSPIを300回以上代行・解いてきましたが、SPIの非言語(計数)で濃度算が出題されたケースは1件もありません。
よって、2022年3月26日時点でSPIの非言語(計数)で濃度算は出題されないと言い切って良いでしょう。
しかし、SPIでは随時新しい問題が追加されるので、今後は突然 濃度算が出題される可能性はあります。
現時点ではSPIの非言語(計数)対策として濃度算の対策をする優先順位は低いですが、余力があるのであれば対策をしておいても損はないでしょう。
濃度算とは?
というわけでここからは、濃度算とはそもそも何か?濃度算の解き方について解説をしていきます。
まずは濃度算とは何か?について簡単に解説します。
濃度算とは主に食塩水を題材にした問題で、食塩水の濃度から食塩や水の量を求めたりする問題のことです。
小学校でも学習する分野なので難易度はそこまで高くはありませんが、転職活動中の社会人など長く算数・数学の勉強から遠ざかっている人は解き方を忘れている可能性も十分ありますので、ぜひこれを機に復習しておきましょう。
SPIの濃度算対策(練習問題)
濃度算とは何か?がざっくりわかったところで、ここからはSPIの対策として濃度算の問題を3問解いてみましょう。
解答&解説も用意しているので、解けなかった問題はしっかりと復習するようにしてください。
練習問題①
濃度10%の食塩水400gがある。この食塩水に含まれる食塩と水はそれぞれ何gか求めよ。
【解答&解説】
濃度算の中で最も基礎的な問題となります。この問題が解けなければ、濃度算の問題は1問も解くことができないでしょう。
まずはこの問題の解き方をしっかりと頭に入れてください。
食塩[g]=食塩水[g]×濃度[%]で求めることができます。まずはこれを暗記しましょう。
よって、今回の問題で求める食塩の量=400[g]×10[%]=40[g]・・・(答)となります。
そして、食塩水[g]=食塩[g]+水[g]です(これも暗記しましょう)
したがって、今回求める水[g]=400[g]-40[g]=360[g]・・・(答)となります。
練習問題②
濃度5%の食塩水200gと、濃度8%の食塩水300gを混ぜると、濃度何%の食塩水ができるか求めよ。
【解答&解説】
まずは濃度5%の食塩水200gに含まれている食塩の量を求めましょう。
食塩[g]=200[g]×5%=10[g]ですね。
次に、濃度8%の食塩水300gに含まれている食塩の量も求めましょう。
食塩[g]=300[g]×8%=24[g]ですね。
よって、2つの食塩水を混ぜると
食塩[g]=10[g]+24[g]=34[g]
食塩水[g]=200[g]+300[g]=500[g]
の食塩水ができることになります。
よって、求める濃度は34/500 ×100=6.8[%]・・・(答)となります。
練習問題③
濃度9%の食塩水600gと濃度が不明な食塩水400gを混ぜたところ、濃度7%の食塩水が完成した。この時、400gの食塩水の濃度は何%だったか求めよ。
【解答&解説】
いよいよ最後の練習問題となります。
濃度9%の食塩水600gに含まれる食塩の量=600[g]×9[%]=54[g]ですね。
400gの食塩水の濃度は不明なので、a%とおいてみましょう。
すると、濃度a%の食塩水400gに含まれる食塩の量=400[g]×a[%]=4a[g]となりますね。
すると、練習問題②と同様に考えて、
(54+4a)/ (600+400)×100=7
という方程式を立てることができます。
この方程式を整理すると、(54+4a)/10=7より
54+4a=70となるので、4a=16より、a=4となります。
よって、求める答えは4%・・・(答)となります。
今回はSPIの濃度算について解説をしていきました。
本記事を執筆している2022年3月26日時点ではSPIの非言語(計数)で濃度算は出題されていませんが、もし余力があるのであれば濃度算の対策もしておきましょう!
いつ・いきなり出題されるかわかりません。
SPIの能力検査の対策方法について解説した記事もご用意していますので、ぜひ合わせてご覧いただければと思います。
投稿者プロフィール

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今までに200件以上のWEBテスト(SPI・玉手箱)代行実績があります。
また、WEBテスト・SPI代行サービスに関するブログを100本以上執筆している実績もあり、日本で一番WEBテスト・SPI代行サービスに詳しいと自負しています。
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